[2013.11.7]

最近の様子

かきかけヴァニタス。
ヴァニタスは16、17世紀に流行した静物画のジャンル。
”Vanitas vanitatum omnia vanitas.”
-なんという空しさ、なんという空しさ、すべては空しい。

手を離したら

 

 

僕はどんなに摩耗しても割と楽観的で、
長くとも2、3日のうちにケロっと全快することが多いが、
どうも最近のこれは昔経験したあれのようなもので、
食べ物に対する執着が失せ、
億劫で面倒で何も食べられない日もあるなど嫌だなあそんな繊細な人間ではない。

人間はよく出来たもので、食べないなら食べないで特にやつれることもなく順応、
日常を粛々と送っている。

ただ、漠然とした恐怖や不安をふと自覚する機会は増え、
神経が過敏になると背後や右斜め上あたりの気配にひどく敏感になる。
また そうなると逆に意地でも快活でいようとするところが我ながら大変面倒。
僕の後ろに立つな。

実に世界も人間も、紙のように薄くぺらぺらで、身勝手だ。
世界と人間というか、それは畢竟、僕自身のことでしかないことは自明。

仕事の憂鬱もその他の憂鬱も、
いっぺんに重ならないで小分けに来てくれないものか、
まあそういう時期もあるだろう、と自分をたやすく納得させられるほど、
僕は強靭な人間ではないというのに。

ヴァニタス。